2014年4月28日月曜日

原発・放射能ニュース 2014.4..26~30

 
 電子版の各紙に載った原発と放射能に関するニュースを掲示します(但し公開の範囲)。長文の記事は書き出し部分に留めますので、全文はURLをクリックしてご覧ください(URL記載のないものは公開の全文です)。公開期限後表示されなくなった記事を読みたい方はコメント欄にお書き下さい。(返信欄に表示します)
 
4.30
 
川内原発・再稼働 噴火予知は適合性審査と別物(BLOGOS)
 (3日「川内原発再稼働 噴火予知は適合性審査とは別物と」本文記事参照)
 
4.29
 
1日に全員協議会 中間貯蔵施設建設で大熊、双葉町議会(福島民報)
 東京電力福島第一原発事故で発生した除染廃棄物を搬入する中間貯蔵施設の建設に関する住民説明会について、町議会の了承を条件に開催に同意した大熊、双葉両町は5月1日にそれぞれ全員協議会を開く。
 大熊町議会の全員協議会には渡辺利綱町長が出席し、25日に政府が提案した地域振興策などを説明する予定。双葉町議会は現時点で全員協議会の議題は未定としているが、中間貯蔵施設をめぐる今後の対応などが議論されるとみられる。
 町議会が住民説明会の開催を了承すると、施設建設について住民と政府が初めて意見を交わし、建設受け入れの是非を判断する本格的な議論に入る。両町議会の対応が注目される。
 
過去最高7300ベクレル検出 第1原発・漏えいタンク東井戸(福島民友ニュース)
 (30日「過去最高トリチウム7300ベクレル検出 福島原発地下水」本文記事参照)
 
火山学会が原発と火山活動を議論NHK)
 (5月1日「火山活動の予測は無理 火砕流が川内原発を襲う」本文記事参照)
 
4.28
 
避難者全員対象アンケート結果(福島NHK) 
 (29日「避難県民 半数世帯で家族分散 体調も不良 福島県調査」本文記事参照)
 
南相馬・小高区の線量マップ作製 除染研がHPで公開(河北新報)
 福島県南相馬市内で独自に空間放射線量を測定する一般社団法人「南相馬除染研究所」は、福島第1原発事故の避難区域になっている同市小高区中心街の線量マップを作製し、ホームページ(HP)で公開している。大型連休に合わせて一時立ち入りする住民らに活用してもらう。
 小高区役所や市立小高病院、相馬小高神社などを結ぶ延長約3.2キロの地域に約100メートル間隔で測定ポイントを設けた。一部公共施設を除き住宅除染は未実施だが、立ち入りは自由で連休中は特例宿泊も認められる。
 各ポイントの測定結果は毎時0.15~0.28マイクロシーベルト。全域を約1時間歩いた場合の積算線量は0.2マイクロシーベルトで、試算による年間被ばく量は1.05ミリシーベルトだった。
 研究所の高橋荘平理事長(38)は「今回のポイントに限れば線量は原町区の市街地とほぼ同レベル。街の中を歩いても問題ないだろう」と話す。
 研究所は、高橋理事長の父で、原発事故後も原町区で診療を続けた故高橋亨平医師が設立した。放射線への不安から家に閉じこもりがちになれば健康に影響が出ると考え、市内の推奨する散策コースを空間放射線量とともに提示する活動に取り組んでいる。
 
4.27
 
住民、除染効果に不信感(東京新聞)
帰宅申請1割だけ 川内村避難区域で長期終日滞在(東京新聞)
 (28日「川内村の避難指示区域も解除に しかし・・・」本文記事参照)
 
放射能は人生台無しに チェルノブイリ被ばく女性講演(中日新聞)
 (28日「チェルノブイリ被曝女性が日本で講演」本文記事参照)
 
4.26
 
「大切なもの、奪われた」 原発事故 (群馬)県内避難者東京新聞)
 (27日「群馬県避難者損害賠償請求訴訟 第1回口頭弁論」本文記事参照)
 
基準値超の井戸、運用停止 第1原発・地下水バイパス福島民友ニュース)
 東京電力福島第1原発の地下水バイパス計画で、赤羽一嘉経済産業副大臣は25日、くみ上げ専用井戸12本について、地下水の放射性物質濃度が東電の基準値を上回った井戸ごとに運用を停止する方針を示した。同日、県庁で面会した佐藤雄平知事に伝えた。個別の井戸で基準値を超えても東電はくみ上げ継続を強調してきたが、国の方針を受けて対応を急きょ転換し、運用停止を決めた。
  地下水バイパス計画は、井戸12本の水を集めた段階で分析し、基準値を下回れば海に放出する計画だが、赤羽氏は「地下水バイパスを慎重に運用していく観点から、井戸の水が(基準値を)上回った場合はいったんくみ上げを停止する」と運用停止を表明。基準値を超えた井戸でもくみ上げを継続するとしていた東電の方針については「慎重で安全に運用するよう指導する」と井戸の運用に積極的に関与する考えを強調した。
 
【福島第一原発の現状】平日 プール冷却停止(東京新聞)
 東京電力福島第一原発では十九~二十五日、3号機の使用済み核燃料プール内に落ちたままになっていた核燃料交換機の撤去作業が始まった。
 作業は六月上旬まで続く見込み。この間は交換機から油が流れ出て、プールの冷却装置を汚さないよう平日は冷却を停止する。水温は一五度ほど上がるが、週末に冷却し、管理上の上限温度の六五度は超えないという。
 トラブルが続く新型の除染装置「ALPS(アルプス)」では、三系統のうち一系統から白濁した水が出てきたため、運転を一時的に停止した。
 必要な薬剤を装置に送る配管の弁が閉まっていて、処理が不十分だったことが原因だった。なぜ閉まっていたのかはわかっていない。