2014年6月27日金曜日

福島市 こしあぶら17000ベクレル/キロ

 福島市はホームページで、5月1日~31日に測定した放射性セシウムの高い農作物を公表しました。

 それによると高い順から、こしあぶら 17,060ベクレル/キロ、たらのめ 3,609ベクレル/キロ、はちみつ 2,656ベクレル/キロ、ぜんまい 1,555ベクレル/キロ となっています。

 この高レベルな汚染はこの先もずっと続き、30年経ってようやく半減するわけです。
 
 グラフ等は省略しましたので、詳細は原文でご覧ください。
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ご家庭の食品中に含まれる放射性物質の測定結果をお知らせします
福島市 ふくしまウエブ (2014年)6月16日更新
 
 市では、平成24年3月1日より各地区の支所などに食品等簡易放射能測定器を新たに設置し、平成23年11月より測定を開始した放射線モニタリングセンターを含め市内38施設で、家庭の食品中に含まれる放射性物質の測定受付をおこなっております。そこで申し込みいただいた食品の測定した結果をお知らせします。
 
平成26年5月1日から5月31日の測定結果
1. 測定状況
 平成26年5月における出荷販売を目的としない市民持込による食品の測定件数は、食品を切り刻まない(まるごと測定)と切り刻む測定と合わせて2,983件となり、平成25年5月の2,397件に比較して586件の増で、24.4パーセント増加しました。5月の測定のうち、93.4パーセントを農作物等が占めています。
 全測定品のうち、セシウムの検出率は39.8パーセントです。また、基準値を超過した物は10.3パーセントです。
 なお、測定方法ごとの件数は表1のとおりです。全測定件数2,983件のうち、2,543件(85.2パーセント)が「まるごと測定」での測定となりました。
 【図 1 測定品種の構成】
    (省 略
 【図2 測定品種ごとの基準超過件数等】
    (省 略
 
【表1 測定方法ごとの測定件数】
測定方法
飲料水
農作物等
食品
その他
合計
きざむ測定(破壊式)
52
363
17
8
440
まるごと測定(非破壊式)
2,422
91
30
2,543
合計
52
2,785
108
38
2,983
 
2. 平成25年度測定結果との比較について
【表2 検出状況】
測定時期
測定件数
(a)
検出件数
(b)
基準値
超過件数
(c)
検出率
(パーセント)
(b)/(a)
基準値超過品
出現率
(パーセント)
(c)/(a)
H25年5月
2,397
956
296
39.9
12.3
H26年5月
2,983
1,188
311
39.8
10.4
 
3. 放射性物質の濃度が高かった農作物等について
 品目毎のうち、放射性物質の濃度の高かったものは表3のとおりです。出荷制限の対象となっている「きのこ類」や「山菜類」などで基準超過が見られます。
 
【表3 放射性セシウムの高かった主な農作物等】
測定品目
測定件数
検出件数
基準値超過件数
セシウム合計値最大値
(ベクレル/キログラム)
*こしあぶら
83
79
68
17,060
*たらのめ
77
54
25
3,609
 はちみつ
3
2
2
2,656
 ぜんまい
14
13
9
1,555
*わらび
397
156
30
1,238
*きのこ(シイタケ)原木
11
11
9
1,008
*タケノコ
1,087
669
124
705
注: 頭に*印のついている品目は、出荷・摂取制限が市内の一部の地域、または全域等で適用されています。
 
4. 測定件数の多かった品目について
【表4 測定件数の多かった測定品目】
測定品目
測定件数
(a)
検出件数
基準値
超過件数
(b)
基準超過品出現率
(パーセント)
(b)/(a)
*タケノコ
1,087
669
124
11.4
*わらび
397
156
30
7.6
 ふき
272
24
1
0.4
 うど
95
12
3
3.2
 キャベツ
89
0
0
0.0
*こしあぶら
83
79
68
81.9
注:頭に*印のついている品目は、出荷・摂取制限が市内の
一部の地域、または全域等で適用されています。
 
5. 測定結果の傾向と測定のお勧めについて
 基本的に葉物野菜、根菜類を中心に検出されにくい傾向が続いていますが、「山菜類」、「きのこ類」など出荷制限等の適用されている品目などでは、基準値を超えるものが存在します。
   (後 略
【表5 まるごと測定器配置場所一覧】
   (省 略