2015年2月15日日曜日

埋設時、容積10倍必要 地下50メートル処分(続報) 

 電事連は先に低レベル放射性廃棄物のうち、放射能濃度が比較的高く、地下50メートル以下に埋設する必要のあるごみの量が1万4331立方メートルと発表しましたが、実際に埋める場合はその10倍の約15万立方メートルの容積が必要であるということです。
 その理由等はまだ明らかにされていません。
 
  (関係記事)
2015年2月11日 「地下50メートル処分」放射性廃棄物量 1万4千m3   
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埋設時、容積10倍必要
 地下50メートル処分、放射能ごみ―電事連
時事通信 2015年2月12日
 電気事業連合会は12日、国内の原発や再処理工場などで運転や解体に伴って発生する低レベル放射性廃棄物のうち、放射能濃度が比較的高く、地下50メートル以下に埋設する必要のあるごみの試算を原子力規制委員会に示した。ごみの発生量は1万4331立方メートルだが、実際に埋める場合は10倍の約15万立方メートルの容積が必要で、通常のドラム缶約75万本に相当するという。
 
 電事連は廃炉中や建設中の原発59基と日本原燃の再処理工場(青森県)、MOX燃料加工工場(同)を対象に、地下50メートル以下に処分するごみの発生量を試算した。