2015年4月24日金曜日

線量測定器:異常相次ぎ全77台運用中止 福島県

 3月末に福島県内に設置し4月1日から試験運用を始めた77台の空間線量測定器が、指示が異状だったり測定データが伝送できなかったりする不具合が発生した件で、いまだに33台が復旧していないため、福島県は納入業者(福島市)との契約を解除し、新設の77台すべての運用を中止したと発表しました。
 前代未聞の不祥事といえます。再設置する予定はありますが、時期は未定ということです
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線量測定器:異常相次ぎ全77台運用中止 福島県
毎日新聞 2015年04月22日   
 福島県が設置した空間放射線量の簡易型測定器に異常が相次いだ問題で、県は22日、不具合が解消しないため、77台すべての運用を中止し、福島市の納入業者との契約を解除したと発表した。再設置する方針だが、時期は未定という。
 
 県によると、3月に設置し4月1日から試験運用を始めた77台。一部で測定値が通常値の約1000倍に上昇したり、測定データが伝送できなかったりする不具合が発生した。20日時点で33台が復旧していないという。
 3月30日に原子力規制庁から、13台が通信テストでデータ送信できないと県に連絡があったが、試験運用を開始した。県危機管理部の樵(きこり)隆男部長は記者会見で「連絡を受けた時点で異常に気づくべきだった。情報が内部で共有されず、不適切だった」と陳謝した。
 
 規制庁は福島県内に簡易型測定器3036台を設置しているが、東京電力福島第1原発事故の被災自治体の要望を受け、県が新たに77台を設置していた。【岡田英】