2015年4月19日日曜日

緊急作業時の被曝上限を250ミリシーベルトに

 原発作業員の健康管理について話し合う厚労省の検討会は緊急作業に当たる作業員の被ばく線量の上限を、100ミリシーベルトから250ミリシーベルトに引き上げる報告書をまとめました。
 厚労省は今後、関係する省令(国会審議を要しない)などの改正手続きを進めます
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
被ばく上限250ミリシーベルトに 原発事故、緊急時の作業
東京新聞 2015年4月17日 
 原発作業員の長期的な健康管理について話し合う厚生労働省の検討会は17日、原発で今後、大事故があった場合、緊急作業に当たる作業員の被ばく線量の上限を、100ミリシーベルトから自動的に250ミリシーベルトに引き上げるとの報告書をまとめた。
 
 原発で作業員が働ける期間を長くし、重大な事故で破滅的な状況が生じるのを回避するのが狙いだ。報告書は同時に「事業者は、労働者が受ける放射線をできるだけ少なくするよう努める」とした。厚労省は今後、関係する省令などの改正手続きを進める。 (共同)