2015年7月14日火曜日

伊方原発3号機、規制委合格へ 新基準下で3例目

東京新聞 2015年7月13日
 原子力規制委員会は13日、四国電力が再稼働を目指している伊方原発3号機(愛媛県)が「原発の新規制基準を満たしている」と結論付けた「審査書」について15日の定例会合で議論すると発表した。審査書は正式決定される見通しで、伊方3号機の合格が決まる。
 
 東京電力福島第1原発事故を教訓に施行された新基準に基づく審査合格は、九州電力川内1、2号機(鹿児島県)、関西電力高浜3、4号機(福井県)に続き3例目。
 
 四国電は年内の再稼働を目指しているが、今後、設備の詳細設計をまとめた工事計画や原発の運用ルールを定めた保安規定の認可に加え、地元同意も必要となるため難しい情勢だ。(共同)