2015年11月10日火曜日

10- 伊方原発 避難訓練 原発西側の住民参加は70人

 四国電力伊方原発の近隣6県にまたがる避難訓練2日目の9日は半島(原発は根元にある)の住民約5千人の船舶による脱出の訓練を行いましたが、参加した住民は僅かに70人でした。
 とても細い半島なので住民は船で大分県に脱出するしかないのですが、津波が来る状況下や暴風雨時にはそれは無理で、その場合は被曝を覚悟して原発の前を通って四国本島に逃げるしかありません。
 
 こんな地理的条件下の原発の設置は本来認められるべきではなく、勿論再稼動すべきではありません。
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<伊方原発>過酷事故想定で愛媛と近隣6県1万人超避難訓練
毎日新聞2015年11月9日
 政府は8、9の両日、年明け以降の再稼働が見込まれる四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)での過酷事故を想定した原子力総合防災訓練を、同原発周辺などで実施した。愛媛と近隣6県などから過去最多の約105機関・計約1万4570人が参加。避難計画の実効性を検証した。
 
 8日午前8時半に愛媛県で震度6強の地震が起きて原子炉を冷却できなくなり、放射性物質が外部に漏れたとの想定。午後3時半すぎ、安倍晋三首相が官邸で原子力緊急事態を宣言した。
 
 伊方3号機は佐田岬半島の付け根に位置しており、先端側の住民約5000人は過酷事故時、孤立の恐れがある。そのため、5キロ圏外でも5キロ圏と同様に即時避難することが定められており、9日には住民約70人が海上自衛隊の船や民間のフェリーで大分県に避難する訓練が初めて実施されている。
 
 同原発は7月に原子力規制委員会の安全審査に合格。先月、知事らによる地元同意が完了した。【橘建吾】
 
 
伊方原発で防災訓練 住民らフェリーで避難
日本テレビ系(NNN)2015年11月9日
 愛媛県にある四国電力・伊方原発3号機での重大事故を想定した国の原子力防災訓練が、8日に続いて9日も行われ、住民が民間のフェリーを使って大分県に避難する訓練などが行われている。
 
 訓練は、地震の影響で伊方原発3号機から放射性物質が漏れ出すという想定で行われ、伊方町の三崎港に集まった住民は、放射性物質が体に付着しているかどうかを調べるスクリーニング検査を受けた。そして、民間のフェリーや海上自衛隊の船に乗り込み、避難先に指定されている大分県内の避難所へ向かった。
 
 伊方原発は細長い半島の付け根に位置し、放射能漏れなどがあった場合、原発より西側の住民が孤立する恐れがあり、最大で約4900人が船で大分県などに避難することになる。