2016年1月24日日曜日

24- ガラス固化は25日から再開 東海再処理施設

東京新聞 2016年1月23日
 日本原子力研究開発機構は二十二日、核燃料サイクル工学研究所・東海再処理施設(東海村)で、高放射性廃液をガラス固化体に加工する施設の運転を二十五日に再開すると発表した。
 
 四月までに、廃液約三十五立方メートル相当のガラス固化体五十本を製造する。ガラス固化体は、施設内に保管する。
 施設の運転再開は、二〇〇七年二月に耐震工事のため停止して以来、九年ぶり。施設はまだ新規制基準に適合していないが、原子力規制委員会は一三年、施設内のプルトニウム溶液と高放射性廃液を安全に貯蔵するため五年間の運転を認めた。