2016年2月25日木曜日

25- 女川原発 30km圏住民の会が発足へ

 東北電力女川原発(宮城県石巻市)の半径30キロ圏7市町のうち、立地2市町を除く5市町の住民が市民団体「女川原発UPZ住民の会」を発足させる運びとなりました。
 312日に設立総会を開きます
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<女川原発> 30km圏住民の会発足へ
河北新報 2016年2月24日
 東北電力女川原発(宮城県石巻市、女川町)の半径30キロ圏で緊急時防護措置区域(UPZ)に指定されている7市町のうち、立地2市町を除く5市町の住民がまとまり、市民団体「女川原発UPZ住民の会」を発足させる。3月12日に登米市で設立総会を開き、原発再稼働反対などを訴えていく。
 
 会に参加するのは、登米市の「原発問題を考える登米市民の会」、美里町の「女川原発再稼働ストップの会」、涌谷町の「女川原発の再稼動に反対する会」のメンバーと、東松島市と南三陸町の住民有志。会員数は計約200人を見込む。
 昨年秋に「ストップの会」の呼び掛けで準備を開始。原発問題への住民の関心を高める啓発活動を連携して展開したり、首長や県などに働き掛けたりする団体の方向性を議論してきた。
 当面の目標に、5市町と東北電力が昨年4月に交わした安全協定の見直しを掲げる。ストップの会事務局の自営業橋本史俊さん(61)は「協定では原発再稼働につながる設備変更の『事前了解』の権限は盛り込まれなかった。事前了解を実現し、5市町が立地自治体並みに再稼働への拒否権を持てるようにしたい」と話す。
 
 設立総会は3月12日午前10時半から登米市中田町のみやぎ生協加賀野店2階集会室で開かれる。専門家を講師に招いて学習会も開く予定で、一般参加も受け付ける。
 連絡先はストップの会の橋本さん090(4315)3930。 


 東北電力女川原発(宮城県石巻市、女川町)