2016年5月29日日曜日

29- 福島原発 トリチウム汚染水 海洋放出が最も安い と

 福島原発のトリチウム汚染水問題で、資源エネルギー庁専門家会合は27日、薄めて海に放出するのが最も期間が短く、費用も最も安いなどとする報告書案をまとめました。
 何もしないで海に放流するのがもっとも安く簡単なのは当たり前のことですが、放射性物質を希釈=拡散してはならないとする国際的な原則に明らかに反するものです
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海洋放出「最短最安」 福島第1、トリチウム汚染水 エネ庁
時事通信 2016年5月27日
 東京電力福島第1原発の放射能汚染水問題で、経済産業省資源エネルギー庁の専門家会合は27日、放射性物質濃度を下げた後も高濃度で残るトリチウムを含む水の処分方法について、薄めて海に放出するのが最も期間が短く、費用も最も安いなどとする報告書案をまとめた。エネ庁は細部を修正して正式な報告書をホームページで公開し、今後の議論の土台とする。
 報告書案は地層注入や水蒸気放出などの方法も技術的に評価したが、海洋放出が選択肢として有力となる見通し。一方、地元漁協などはこれまで、海洋放出を認めない考えを示している。