2016年5月22日日曜日

「メガソーラー」福島県内最大規模、南相馬で起工

 津波で多くの犠牲者を出し、福島原発事故でいまなお避難指示区域が残る南相馬市が、「脱原発都市」を掲げて、再生可能エネルギーの一大拠点となるべく、県内最大規模6万キロワットの太陽光発電所を設立します。
 20日、鹿島区の建設地で起工式を行い2018年3月の運転開始を目指します。
 
 さらに同市原町区にも、約3万2000キロワットの太陽光発電所の計画が進められており18年秋ごろの運転開始を目指しています
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「メガソーラー」福島県内最大規模、南相馬で起工
福島民友  2016年05月21日
 住友商事などが出資する発電事業会社ソーラーパワー南相馬・鹿島(南相馬市、平野貴之社長)は南相馬市鹿島区の右田・海老、真野地区に県内最大規模となる出力5万9900キロワットの太陽光発電所を設立する。現地で20日、起工式を行い、関係者が工事の安全を願った。
 
 一般家庭約2万世帯分に相当する年間発電量で、2018(平成30)年3月の運転開始を目指す。総事業費は約220億円。
 東日本大震災で被災した市有地約110ヘクタール(東京ドーム235個分)を借りて整備。発電した電気は固定価格買い取り制度に基づき、東北電力などに売る。事業会社がみずほ銀行を幹事とした金融機関団から資金を借り、工事は東芝や大成建設が担う。
 同日は地域貢献に関する協定書の調印式も行われ、桜井勝延市長と平野社長が協定書を取り交わした。調印により、同社は見学関連施設を建設して子どもたちが環境学習を行うための環境を整備、再生可能エネルギーの導入促進につながる活動を進める。市は観光施設として活用し、観光交流を促進する。発電所で発電した電力を市民が使用する地産地消の検討も進める。
 
 また、住友商事などが出資する発電事業会社ソーラーパワー南相馬・原町も同市原町区の下渋佐・萱浜地区に出力3万2300キロワットの太陽光発電所の整備を計画、18年秋ごろの運転開始を目指している。