2016年5月27日金曜日

原発専業の日本原電 販売ゼロでも黒字確保

 原発以外の発電所を持たない日本原子力発電は、2015度も電力の販売はゼロでしたが、63億円の経常を出しました。これは大手電力が原発の維持費として「基本料金」の支払いを継続した結果です。そして大手電力が基本料金を支払えたのは、電気料の中にもともとその分が含まれていたからです。
 東電が昨年9月の中間決算において史上空前の経常利益3650億円が計上できたのも、要するに電気料金が高く設定されていたからに他なりません。 
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日本原電、販売ゼロでも黒字確保 原発専業、電力会社維持費支払い
東京新聞 2016年5月25日
 原発専業の日本原子力発電(東京)が25日発表した2016年3月期連結決算は、経常損益が63億円の黒字となった。前期は69億円の黒字だった。保有する原発がすべて停止し、販売電力量は4年連続でゼロだった。大手電力が原発の維持費として「基本料金」の支払いを継続した結果、黒字の確保につながった。
 
 売上高は前期比13・5%減の1149億円。このうち基本料金は1126億円を占めた。基本料金は原発の維持に必要な費用が減ったとして、前期より176億円減少した。
 
 東京都内で記者会見した村松衛社長は「安全を最優先に、効率化を徹底することでコストを減らした」と説明した。(共同)