2016年8月22日月曜日

22- 事故から5年半、今も悲惨な状況 と首長ら

「5年半、今も悲惨な状況」首長ら現状報告
河北新報 2016年8月21日
 東京電力福島第1原発事故で避難区域が設定された福島県内の首長や議員らが原発事故の経験を語る「福島を忘れない!全国シンポジウム」が20日、福島市のホテルであった。原発事故の教訓を共有し、脱原発の機運を高めようと、県内外の住民グループなどが主催した。
 約150人が参加。全町避難が続く浪江町の馬場有町長は、国や東電から情報がほとんど入らず、住民避難に苦労した事故当時の様子を紹介。「5年半がたとうとする今も帰れない悲惨な状況だ。原発はもういらない」と強調した。
 川俣町議は、除染土の搬出が進まない現状を説明し、「帰還後も負の遺産を目にしながら生活していかなければいかない」と嘆いた。今年6月に避難指示が解除された川内村の村議は「帰還するかどうかは被災者が決めるべきだ。避難指示解除後、一方的に賠償を打ち切るのは問題だ」と訴えた。