2017年7月5日水曜日

05- 大洗被爆 作業員中3人が3回目の入院

 原子力機構大洗センターで作業員5人が被爆した事故で、3日、5人のうち3人が放射線医学総合研究所3回目の入院をしました。
 残りの2人は体外排出量が少なくなったため、プルトニウムの排出促進剤の投与の必要性は少ないと判断されました。 
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被ばく作業員3人が入院 3回目、薬剤投与継続 放医研
時事通信 2017年7月3日
 日本原子力研究開発機構大洗研究開発センター(茨城県大洗町)で作業員5人が内部被ばくした事故で、量子科学技術研究開発機構は3日、5人のうち3人が放射線医学総合研究所(放医研、千葉市)に3回目の入院をしたと発表した。
 5人は事故直後から2回入院し、放射性物質の体外排出を促す薬剤の投与を受けてきたが、うち2人は排出量が少なくなったため、投与継続の必要性は少ないと判断された。 
 事故は6月6日、同センターの燃料研究棟で発生。貯蔵容器の点検作業中に、放射性物質が入った袋が破裂し、作業員5人の体内から微量のプルトニウムなどが検出された。