2017年9月9日土曜日

篠田新潟市長が柏崎刈羽原発再稼働に反対

 篠田新潟市長は、知事選では原発再稼働派と見られた前長岡市長の森氏を担ぎ出した人なので、原発再稼働賛成派かと見られていましたが、知事選が終わったころから柏崎刈羽原発の廃炉を主張するようになりました。
 原子力規制委が同原発の審査合格させる見通しを明らかにしたことに関して、7日、同市長は記者会見で「世界最大級の原発再稼働無理筋だ」、「福島第1原発事故を起こした東電には原子力事業者としての適格性に欠けるとの考えを強調しました。
 米山知事への大きなエールになりそうです。
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篠田昭新潟市長、柏崎刈羽原発再稼働に反対
産経新聞 2017年9月8日
 新潟市の篠田昭市長は7日の記者会見で、東京電力の柏崎刈羽原発6、7号機(柏崎市、刈羽村)が原子力規制委員会の審査に合格する見通しとなったことに関して「東電には世界最大級の原発は再稼働してほしくない。無理筋だ」と述べ、福島第1原発事故を起こした東電には原子力事業者としての適格性に欠けるとの考えを強調した。

 篠田市長は、平成19年の中越沖地震で同原発で起きた火災が鎮火までに時間を要したことを挙げ「日本海側に人が来なくなるような大変な風評被害を受けた」と指摘。その上で「規制委は『安全』の面で判断されると思うが、県民と市民は安心感を持てない」と語り、再稼働に反対するとともに同原発を廃炉にすべきとの考えを改めて示した。