2017年11月11日土曜日

11- 玄海原発再稼働、同意撤回をと反原発3団体が知事へ要請書

 九電玄海海原発3、4号機の再稼働に反対する3団体が、山口祥義・佐賀県知事宛に再稼働の同意の撤回を求める要請書・質問書を提出しまし
 副島良彦副知事は「原発に頼らない社会をつくるという強い思いをもちつつ、再稼働はやむを得ない」と従来の見解を繰り返し、質問には文書で回答すると答えました
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玄海原発再稼働、同意撤回を 反原発3団体が知事へ要請書
佐賀新聞 2017年11月10日
 九州電力玄海原発3、4号機(東松浦郡玄海町)の再稼働に反対する「玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会」など3団体は9日、県庁を訪れ、再稼働同意撤回を求める山口祥義知事宛ての要請書・質問書を提出した。

 要請書では「原発の問題はエネルギーや経済の前に命の問題。知事の再稼働同意はあまりにも無責任」として同意撤回を求めた。原子力防災・避難訓練の課題整理や対策、専門家委員会の常設化、一般から幅広く委員を募った原子力災害対策検討委員会の設置も要請した。
 裁判の会の石丸初美代表は「なぜ九電という一企業のために被ばくの恐れを受け入れないといけないのか。仕方ないでは済まない」と指摘した。

 受け取った副島良彦副知事は「原子力発電に頼らない社会をつくるという強い思いをもちつつ、現状(再稼働は)やむを得ない」と従来の見解を繰り返し、質問には文書で回答するとした。福島原発事故の被災地視察を問われると、「何らかの形で出向き、意見をうかがう機会をつくりたい」と応じた。